東京オリンピック 感動シーン
こんにちは、キリスト教福音宣教会で牧師をしているけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。
スポーツ観戦が大好きな私ですが、今回のオリンピックはステイホームをしながら結構観戦することができました。8月8日に閉幕し、既にオリンピックの話題が減りつつある今日この頃ですが、せっかくなので、もっと遅くなる前に感じたいくつかのことを書きたいと思います。
まずは、個人的に最も感動したシーンです。そう、女子ソフトボール決勝日本VSアメリカ戦で起こった超奇跡的ファインプレーです。このシーンを挙げる方は私以外にも多いと思います。
私がこれを挙げた理由の一つは、私が小学生の頃ソフトボールをかなり本気でやっていて、ソフトボール自体への思い入れがあるから。当時県下ではほぼ負けなしレベルに達するほどの熱の入れようでした。今回も初戦からかなり感情移入して日本女子を応援していました。
今回、そして前回13年前の北京オリンピックでこそ日本女子ソフトは金メダルを獲得しましたが、それまでは完全に王者アメリカ1強の世界。今回オリンピックも予定通り、最強アメリカとの決勝戦でしたね。そんな相手にたしか1対0と最小リードを保ったままの6回の守備。抑えに出て来た後藤投手もさすがに緊張感マックスの余裕のない投球。1アウト一、二塁のピンチで高めに浮いたチェンジアップを打たれたライナー性打球が3塁方向に飛んだ。テレビ観戦していた私も「あ、同点だ、、」と思った瞬間に起こった奇跡のプレーでした。
ライナー打球がサード山本選手の左手首に当たり、後ろに逸れる。そのボールをショート渥美選手がギリギリ手を伸ばしてノーバウンド逆シングル捕球して、そのまま反転して、飛び出したセカンドランナーを2塁で捕殺する、という奇跡プレーでした。
私も長きにわたって、ソフトボールと野球を現実とテレビで何千試合と観てきましたが、このダブルプレーは初めて見たし、しかもそのプレーが金メダルをかけた終盤大事な場面で飛び出すとは!!とっても驚くプレーでした。負けた側のアメリカは逆に本当にショックだったでしょうね。
このプレーについて、解説の宇津木氏は「一つのボールに集中しているからこそのプレーだ」と言っていました。ほんとにそうだと思います。極限の集中力と積み上げた技術、そしてその上に重なる幸運があってこそのプレーだと思いました。ソフトボールと野球のオリンピック復活、ぜひ実現されて欲しいです。