祝!28年ぶり完全試合

 こんにちは、キリスト教福音宣教会で牧師をしているけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。野球人として、元投手として、この話題には触れないわけにはいけないので記念に書きます。

 まずは、佐々木朗希投手、完全試合おめでとうございます!28年ぶりの快挙なんですね。わがG軍の槙原寛己投手以来というのは驚きです。28年前、テレビ観戦していた遠い遠い記憶があります。

 プロ3年目、20歳での偉業達成についていろんな感動コメントが寄せられていますね。私も3月に佐々木投手がジャイアンツとのオープン戦に先発した試合を観ましたが、「これは既にものすごい投手になってきたな、、。既に手が付けられないレベル。でもまだまだ成長中だし」と思いました。

 野球について語るととても長くなるので笑、今日は一つの観点から短めに書きます。それは彼があまりにも指導者や球団、環境に恵まれているということ。とても運がある。そしてそこに私は神様の働きを感じる、ということです。

 理由を三点挙げます。①大船渡高校野球部入部と同時に、国保監督という優れた監督が同校入ってきたこと。(3年夏の県大会準決勝で延長戦を投げ抜いた佐々木投手を、決勝で出場させない英断をしたことは有名です。)②ドラフト会議で、4球団競合となったが、とても育成に優れた千葉ロッテに入団できたこと。③その千葉ロッテには吉井投手コーチというこれまた優れた指導者が待ち構えていたこと。(彼は日本プロ野球とメジャーリーグも経験し、引退後国保監督と同じく筑波大で指導理論を学んだ上で現場のコーチに就いている貴重な存在です。)これらの点だけを見ても、あまりにも奇跡が重なり、弱冠二十歳での偉業に繋がっています。もちろん高卒1年目でバッテリーを組んだ松川捕手の好リードも決して見逃せません。

 佐々木投手はいわゆる「100年に一人」の逸材。故障さえなければものすごいことをどんどんやってくれると期待しています。ある記事を読んで感動したので、こちらに引用させて頂きます。『甲子園のかかった試合、投げなかった。プロ1年目も投げなかった。いろいろ聞こえる。「その時は自分としては…言い返すのもムダですし、そっちに集中するのもムダなので。自分のやるべきタイミングや出番はあると思うので、その時までコツコツやり続けると」。涙の岩手大会決勝から990日。これ以上の答えはあるだろうか。』

 私も岩手県予選決勝の登板回避に大賛成だった一人です。準決勝のすごい投球を見たからこそ、「明日はやめておいた方がいい。将来を見た方がいい」とはっきり感じていましたし、行きつけの整骨院でもそういう会話をしていたことを覚えています。

 「(雑音があろうと)自分のやるべきことをコツコツやり続ける。」素晴らしい精神だと思います。私たちの教会も「摂理はカルトだ」とか言いながら、悪意ある方からあること無いこと言われることがあります。やはり、自分のやるべきことをコツコツやり続け、誰もが認めるしかない結果を出したいと思う機会となりました。

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