若大将の隠れた一面

 こんにちは。キリスト教福音宣教会、牧師のけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。今日も雨ですね。九州南部から始まって、日本全国あちこちの水害がニュースとなり、各地で苦労されている方がいらっしゃると思います。被害が最小限となるよう日夜お祈りしています。

 話は全然変わりますが、最近YouTubeで見かけたジャイアンツ岡本選手ネタです。由伸政権時代から四番打者を任され、今年から「二代目若大将」と命名された岡本選手。由伸監督や二岡コーチという、私と同世代の指導者に育てられたという意味でも若大将には注目しています。パワフルかつ器用な打撃と、意外に上手な守備、加えて関西人力溢れるトークですっかりジャイアンツの顔となりましたね。

 そんな四番岡本選手は、なんと試合後のベンチ清掃をいつもやっているようです。勝った日も、負けた日も、ホームランを打ってヒーローインタビューを受ける日も。これが自主性によるものなのか、当番なのか、上下関係ゆえのことなのか背景は分かりませんが、その清掃姿に感動を受けました。「ああ、こういう面もあって、驕ることなく成長しているんだな」と。『ジャイアンツの四番』は日本球界において、最も注目される位置であり、ある意味自分自身を見失いやすい位置だと思います。これからどんどん活躍することが期待される若大将にはこういう面を失わずに、人間的にも成長して、野球選手を目指す子供たちの見本になって欲しいなと思いました。

 そして、やはり掃除と言えば、私たちの先生です。先生には、世界70か国から何万人もの人が学びに集まります。(今はコロナ感染防止で集まれないですが)それでも先生の、何事も率先して働かれる姿勢は変わることがなく、ぶれることがありません。小さなごみ一つ見逃さずに拾うだけでなく、汚く臭い汚水地にも入っていって自らきれいにされます。決して高慢にならず、神様がくださった自分という聖殿、地球という聖殿を徹底的に清く管理する姿を見ると、これがまさに真の信仰者であり指導者だと認めざるを得ません。

 今週の説教の中で先生は「私は何でも90%以上は神様がして下さったことだと思っているから、高慢になることはない」とその理由を語ってくださっていました。特に男性は地位や名誉、お金などによって狂いやすいし、ぶれやすい存在だなと感じます。隠れた魅力を持つ若大将岡本選手のことは続けて応援しつつも、真の謙遜さで、変わらず実践し続ける先生のような男を目指していきたいと思います。

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