実は私、将棋クラブ部長でした。

 こんにちは、キリスト教福音宣教会(摂理)で牧師をしているけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。今日はまた新しい子育てネタです。

 以前読んだ男子子育ての本に、「将棋がいい」という話があったので、半年くらい前に将棋盤セットを購入しました。その後月に何回かのペースで息子と対局しています。そして、昨日はじめて息子に負けたました!!その嬉しいニュースについてです。

 まず、私の将棋歴から。我が家は祖父も父も将棋を時々する人だったので、兄も私も父から将棋を教わりました。時期は小学校に上がるぐらいの時だったと思います。父は結構強かったです。兄もそこそこ強かったので、三人でよくやった時期がありました。小学生の頃でした。そんな背景から、私は小6の時の課外活動(月に数回だけ活動するやつ)は将棋クラブに属し、そこで名ばかりの部長をしていました。20人くらいの部員がいましたが、低レベルな中では一番強かったです。(本業はソフトボール部でした。この話はいつか触れます)

 そして、息子の将棋歴。息子には将棋は教えていませんでした。まだ早いかな、熟考とかできないだろうなと思ったりで。そうしているうちに、いわゆる学童(大阪では通称「いきいき」)で時々やっていることが判明。将棋駒の動かし方はだいたい分かるようになっていました。

 そんな中で昨年から少しずつ息子に教えてきた将棋。昨日は「飛車角落ちの飛車角渡し」というハンデ(私の飛車と角を、相手の持ち駒として最初から渡す)ルールでスタートしました。以前から、毎回教えたことをどんどん吸収していく息子。負けると泣いて悔しがる日々。昨日は序盤から持ち駒の飛車と角をガンガン打ち込んで来て、好手を連発していました。詰めの甘さはもちろんあり、中盤と詰め段階で大事な数手をアドバイスしました。それにしても、最後は見事に気持ちよく詰められ、敗北しました!!嬉しい~

 ということで、記念すべき瞬間をパシャリと写真に収めました。玄人が見ると、なんともぶざまな将棋だと思いますが、男同士にしか味わえない空間というか、勝負の空気感が最高ですね。子育てっていろいろあるけど楽しい。自分が勝利するよりも数倍数十倍も嬉しい瞬間でした。

 私は自他共に認める将棋育ちの「戦略家タイプ」ですが、息子にもそんな面が育ってくるのかなぁと微笑ましくなりました。私が祈っている通り、神様が人や環境を通して彼のことをもっともっと多様に、かつ大きく育てて下さればいいと思います。

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