我が巨人軍リーグ連覇に思うこと
こんにちは、キリスト教福音宣教会(摂理)、牧師のけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。去る10月30日、私が幼き頃(江川、西本時代)からに御贔屓にしている読売巨人軍がリーグ連覇を果たしました。せっかくなので、そのことについて私の感想を書いておきます。
今年のプロ野球ペナントレースは皆さんもご存じの通り、新型コロナの影響で開幕が大幅に遅れ、変則的な試合日程となりました。試合数が120試合に減った上に、過密スケジュール、そして延長戦は10回まで、その他細かいルールも追加された特別なシーズンでした。特に影響があったのが、過密スケジュールという点。連戦連戦という日々に、故郷者が極端に増えることもありました。
まず前提として、セリーグ、パリーグ共にペナントレースで1位になったのは三軍制を引いている、ジャイアンツとソフトバンクということで、選手層の厚さが有利に働いたこともあったと思います。(三軍制は日本プロ野球界のトレンドですね)
しかし、その点は差し引いても、ジャイアンツ原監督の若手選手を積極的に起用する戦い方は注目を集め、「育てながら勝つ」という理想を実現したシーズンになったのではないでしょうか。原監督は何を思っていたのか?ちょっと気になっていたところで、ご本人へのインタビューを目にする機会がありました。「どういう思いで、若手を積極起用したのか?」の問いに対して、原監督は「私は若手を起用するときには、長所しか見ていない」と言っていました。ちょっとびっくりでしたね。とても印象に残る一言であり、そういう思想と背景があったのかと勉強になるコメントでした。(元々、原監督をあまり好きではなかったですが、見方が変わる瞬間でした。)
この話を聞いて、やはり思い出したのは私たちの先生であるチョン・ミョンソク牧師の教えです。私も先生に出会って様々と長所を開発し、伸ばせるようにして頂きましたが、語られる御言葉の中でこのような話があります。「まずは、必ずその人の長所を見つけ出してこそ、失望することがない。」「そのうえで、短所は失望せずに果敢につくり、開発することだ。すると長所がもっと輝くだろう。」私も25年先生に学び、ついてきましたが、まさにこの教え通りに実践されている方です。中身を知らない世間からは「カルトだ」「洗脳だ」と言われてしまう摂理。その内部には社会でも人生でも成功を収め得る貴い真理が溢れています。
ジャイアンツ、日本シリーズもがんばれ!私も自身の長所発展、短所改善に努め続けたいと思います。