1日3食を疑ってみた
こんにちは、キリスト教福音宣教会(摂理)、牧師のけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。久しぶりの投稿になりました。めっきり秋ですね!私も大好きな季節です。秋と言えば、食欲の秋ですが、今日はその流れに逆行するようなネタになります。
実は私、8月末頃に、とある同じ教会の方から「8時間ダイエット」とか「16時間ダイエット」とか言われる健康法を推奨している、巷で流行りの本「空腹こそ最高のクスリ」を勧められ読むことになりました。面白そうだったので、即日読破し実践開始。効果が無ければやめればいいや、という考えでスタートし、気づけばそこからはや1か月半が経ちました。
この本は、ただのダイエット法ではなく、疲れにくくなるとか、将来の認知症、糖尿病、高血圧、内臓脂肪、老化を食事法によって防いだり、解決していくというものです。私自身そこまで太っているわけではないですが、40歳を越えてからの体質の変化にどう対処するかをずっと悩んだり、検討、実践したりしていました。糖質ダイエットや日々の筋トレも積極導入しました。その他の運動ネタをここに書いたこともありますね。
この本の内容を端的に言うと、1日24時間のうち、8時間の中で食べて、寝ている時間を含めた16時間は食べない。(ナッツやヨーグルト、チーズ等は食べても可)というシンプルな食事法です。つまり、そもそも1日3食たべてこそ健康だという従来の常識を疑うこと。食べない時間を長くし、胃腸を活動させずに休める時間を作りながら、体の再生機能というかそういう潜在能力を活用していくというものです。結構私には合っていて、胃腸の状態が良くなったり、疲れにくくなったり、体重が少しずつ減ったりする効果が表れています。元々継続力はまあまあある方なので、できればこれを習慣化、生活化していきたいなと思っています。
結果、私はだいたい1日2食生活になってきてますが、本を読んだ時に思い出しました。私たちの先生、チョン・ミョンソク牧師は、ずっと1日1食とか2食で生活されています。幼い頃は国も家も貧しい時代(1945年生まれ)ということもあり、毎日まともに食べれず、7人兄弟が食べて生きていくのが本当に大変だったと聞きます。そして今でも食べることも忘れるほど、天のため人のために働くことを優先されるので、毎日1~2食の質素な生活をされています。結果的に、科学的にも証明されつつある、最先端の健康法を実践されているんだなと思いましたし、実際75歳である現在も超人的な健康さと体力で毎日活動されています。このように食欲を治め、そして睡眠欲も完全に治めている先生(また機会があれば書きたいと思います)。そんな先生が異性の欲、金銭、名誉欲で生きているはずがないと思いませんか?先日の説教でもこのように話されていました。「どれだけ美味しく食べるのかが問題ではなく、どれだけ義なる生き方をするかが問題だ」実践者の深い一言でした。
昔から信じられてきた常識のひとつ、1日3食は当たり前だと思って生きてきたが、実はそうではなかった。こういうことは世の中にたくさんあるなと最近感じています。いつもフラットな考えで、新しく正しいものをどんどん受け入れ、変化を恐れない先生のような生き方を実践していきたいと思います。