菅内閣総辞職にあたり
こんにちは、キリスト教福音宣教会で牧師をしているけんじです。大阪の主聖霊教会に所属しています。正しくキリスト教福音宣教会(摂理)とチョン・ミョンソク総会長牧師のことを理解していただくために、緩やかにブログ活動をしています。
昨日午前に菅内閣が総辞職、在任期間は384日でした。ご本人も、「コロナに明け暮れた1年だった」とコメントされていましたが、急展開で首相を引き継がれるようになり、ひたすらコロナ対策に奔走しながらも多くの改革に着手、達成された多くの働きに頭が下がる思いです。
任期後半、辞任発表直前までは内閣支持率が日々低下し続けました。コロナ感染に歯止めが掛からない現状と、首相の会見受け答えにに満足しない一部の人たちからよくない報道、噂が広まりました。いつものようにメディアは口を揃えて政権が良くないと評価を下し、右にならえの報道。多くの国民がそうだそうだと乗っかっていく流れは止まりませんでした。そして引責辞任と共にパタリと止むアンチ報道。一国民として違和感を覚えることも少なくありませんでした。
私はコロナワクチンを肯定している立場なので、国際社会の中でワクチン調達を交渉で取り付けてくださった首相の功績は偉大だと感じています。その他にもデジタル庁創設、温室効果ガス削減への取り組み、そして身近な恩恵である携帯電話料金の引き下げも大きな働きだったと思います。まさに有言実行のリーダーだったと思います。本当にお疲れさまでした。
政治家に対する好き嫌いは皆あると思います。私個人としては、菅氏の「仕事人」的な気質は大好きでしたし、「言ったことは必ず成し遂げる」精神と実行力は旧約聖書イザヤ書46章を彷彿させ、自ら先頭に立って汗をかく姿は感動を受けるものがありました。
この期間を通して、日本の政治により一層興味関心、新たな希望が持てたし、また政治とメディアと国民感情は切ってもきれない関係だということを痛切に感じることとなりました。
新しい政権が始まりました。引き続き日本の政治と社会全体が、創造主神様が願われる通りに良く発展していくことを今日も祈りたいと思います。